2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

継続はなんとやら

慣性と惰性の違いとはなんだろうか。 例えば毎日1キロ走る人がいたとする。雨の日も風の日も走っていたとする。それは他人から見れば立派な習慣に見えるかもしれないが、本人にしてみれば止めるタイミングがないだけかもしれない。逆に、本人は毎日同じよう…

指差し確認

指差し確認が基本。 何にって、おしめの交換に。 紙おむつだと色が変わるので見ただけでわかるが、布おしめの場合は我が子の顔色が変わるタイミングだと遅きに失してこんにちは、かぶれさん状態に。 定期的にギャザーの隙間から指を突っ込んで確認するわけだ…

合掌

両手を前で組めるようになった。 組むというよりも、指先を掴みあうといった風情だけれど。 ようやく祈れるな(何に) 祈りといえば、何故手を組み合わすのだろうか。 もしくは、身を投げ出すかのような拝礼。 不自由極まりないと思うが、礼儀とはそういった…

撤去

転がり泣きが多くてマットを撤去。 段差が無くなり、ご機嫌で転がっております。 と、書くとごろごろと転がり続けるイメージがあるけれど、未だに倒れることはできません。毎回呼ばれております。でも、すぐ寝返ります。かなり中途半端な起き上がりこぼしだ…

悲鳴と歓声

嬉しい悲鳴はあるのに、悲しい歓声とは言わない。 おそらく反対語はありがた迷惑になるのだろう。 アリ型迷惑になると、規則正しく次々にやって来る感じで大変嫌だし、凹形牧場だと普通の牧場である。 一体、何が言いたいんだ。 そういえば、我が子が喃語を…

広がりと奥行きと

寝返りがうてるようになると、劇的に視界が変わる。 由緒ある賃貸住宅の我が家では、大した天井高もなく、上を見上げているわりには広がりが感じられなかったことだろう。殺風景だし。 視点が水平になって初めて奥行きを感じられるようになるというのが不思…

おしっことからあげ

敏感肌かつ乾燥肌なので、おしめの交換時にはベビーパウダーをたむたむとつけている訳だが、本日はつけようとした丁度そのとき第二波がやってきて、パフがおしっこの海に沈んだ。予備はあるのだが、面倒くさいのでふりかけよろしく振り撒いてみたら、見事に…

忘却の彼方から、覚醒の此方まで

寝返りを忘れたということに驚きを隠せない。 昨日まではあんなに裏返ってたというのに、今日はまだ一回も寝返りをうってない。 ひっくり返ろうとしてもなんだか苦しそうで、明らかに昨日よりも下手になっている。 楽器やスポーツでも、一直線に上達するわけ…

におい

乳児はなんでこんなに良いにおいがするのだろう。 ふまあ、とした落ち着くにおいだ。 科学的に分析して紛争地域に散布したらいいのに。 ただ、両親が共にすんすん嗅いでる姿は変質者以外のなにものでもないが。 そういえば、本日初めての寝返りをうった。 奇…

褒めるとご褒美と

この間教え込んだ「目の前の移動するものを掴む」が、数日やらない間にきれいさっぱり忘れられていた。 掴んだらすごく褒めてやると案外すぐに覚えたのだが、どうやら忘れるのも早かったらしい。 そういえば「褒めて伸ばせ」と、どの育児書にも書いてある。…

だっこ

凄まじく暑いのにだっこを所望する我が子は被虐嗜好の持ち主ですか。 あせとよだれでべったべただよ、おまいさん。 それでも、抱くと機嫌が良い。我を忘れるほど泣いてると意味無いが。 老若男女問わず、だっこされるのは気持ちの良いものである。 大人にな…

泣く

寂しくなると死んでしまうのは兎じゃなくて赤子。間違いない。 今日はベッドに置いただけで泣くようになった。 きっと水平方向を感知する機能が備わったに違いない。 それに、兎に角泣き方が激しい。 全身全霊をかけて泣いている。 脱水症状になるんじゃない…

お祭り

私が初めて花火を見たのはいつだったろうか。 幼稚園の時分には手持ち花火は見ていたはずだが、さっぱり覚えていない。 小学校のときにみた打ち上げ花火はよく覚えているが、初めてだったかどうかは定かではない。 今では一年に数回見ることも珍しくなく、そ…

我が子だけが愛おしい

理由として簡単に思いつくのは二つ。 血縁だからというものと、見る回数が多いからというもの。 血が繋がっている、というのは現在の人間の認識力では把握することができないが、身体的に似ているとか、DNAを調べるとかで、間接的に納得することは可能だ。 …

かかと落とし

両足を振り上げては、どすどすとマットに叩きつけるのが最近の流行らしい。 駄々をこねている感じがして大変面白い。 大人がやると近所迷惑だが、子どもがやると親が迷惑するくらいですむ。 私なら二回もやれば腹筋がつるけれど、子どもは飽きるまで何度でも…

流行語

最近の流行語 『それでは、引き続き右手の親指をお楽しみ下さい』 『おまえは尻がデニッシュパンみたいだな!』 飽きはしないが、倦みはする。 だからという訳じゃないが、楽しみは日々見つけたい。

孤独は死、またはそれに近しい

最近では一人になるとすぐに声をあげるようになった。 不安とか、恐怖とか、まあ、そんな感じのことを覚えたのだろう。 ちょっと前まではどれだけ一人でも平気だったのに、いつの間にか孤独という病気にかかっている。 きっと死ぬまで直りはしない。 自我が…

絆 と言われて、どんなものを思い浮かべるだろうか。 誰にも壊せない鎖。硬く結ばれた縄。儚いほどの細い糸。 それがあなたの理想の関係を象徴します、とは今私が考えた心理テストだけれど、そんなに外れてはいないのではないかとも思う。 良く運命の赤い糸…

赤子の悩み

兎に角苦情が長い。 訴える回数は多くはないのだが、やたらと長い時間唸り続けておられる。 やんごとない身分の赤さまであらせられるので、ご不満の唸り声を上げられる度、身分の低い私は電光石火で駆けつけねばならないのだ。 まあ、大概乳やってゆすって遊…

成長に伴う痛み

早いものでもう四ヶ月が経つ。 6㌔を越えたのだから、二倍以上に成長したことになる。 このペースでいくと二年後には百㌔を越える。 落ち着いて見守っていこう。 その成長に伴って筋力もすごく増した。 ものが握れるようになったし、首も据わった。 うつ伏…

ばぶばぶ

子どもがばぶばぶ言ってるのなんか聞いたことがない。 と思っていたら、今日『ばぶばぶ』とはっきり言った。 いつもはうげーとか、ぎーとかにしか聞こえないのに。 ああ、やはり赤子はばぶばぶいうのだなと大変感心した次第。 しかし、誰だろうね。子どもが…

愛称

ちなみに、生後四ヶ月の我が子の愛称はダックスフント(不歩行) もしくは おいなりさん です。 長肌着の合わせ目がお揚げの綴じ目にそっくり! 黄系の肌着が多いのでなおさら。

記憶機能

何故、赤子は覚えることができないのだろう。 いつまでたってもお乳が二つあることを覚えないし (一つ目から口をはなすと泣く) 両親の認識も定かではない。 良く子どもの方が覚えが良いと言われるが、乳幼児には当てはまらないようだ。 いや、それとも単に…

ベビーサイン

ベビーサインなるものを紹介された。 赤子用の手話のようなものらしい。 彼らは日本語を解さないので、手の動きによって意思疎通を行うらしい。 まあ、確かに、こちらの意図を理解しているということが判れば子育ても楽しくなるとは思う。 とかく人間は報酬…

一日四百回

聞いたところによると、一日に四百回ほど赤子は笑うらしい。 活動時間が八時間として計算すると、だいたい一分ちょっとで一回笑う計算になる。 印象としてはそれよりは少ない感じがするけれど、まあそんなものかもしれない。 個人的には笑顔を数えている情景…

まとわりつく闇の濃さ

とにかくどこへ行っても明るいわけで。 結構な田舎に住んでいるわけですが、それでも自分の手すら見えない暗闇には出会ったことがない。 墨を流したようなと表現されるほど、暗く湿った感じは生まれてこの方体験したことが無い。 もしかして、これは結構危な…

割り当て

乳が二つあるのに、デフォルト設定が一人というのが不思議だと思う今日この頃。 将来的には一つに統合されるのかしらん。それともバックアップとして残り続けるのだろうか。 逆に三つ子とか産んだ人は、新しいのは生えてこないのだろうか。 こういう仕様の不…

何時でも、何度でも

とにかく子どもは繰り返しが好きだ。 何度同じ絵本を読んでも、同じところで何度だって笑う。 むしろ、昨日笑わなかったところでも、今日は初めて見たかのように反応するくらいだ。 こいつらの感性は、吉本的な予定調和を是として構築されているのだろうか。…