広がりと奥行きと

寝返りがうてるようになると、劇的に視界が変わる。
由緒ある賃貸住宅の我が家では、大した天井高もなく、上を見上げているわりには広がりが感じられなかったことだろう。殺風景だし。
視点が水平になって初めて奥行きを感じられるようになるというのが不思議な話だ。
空はあんなに高いのに、ずっと見上げ続けるには難しい。
焦点を合わせるにもちょっと大変だ。


大きすぎては捉えにくい。
まずは目の前の小さいものから。
ただ、大きいものがあることを忘れないで欲しい。
さて、私は小さいものかそれとも大きなものか。
小さいものに感じてくれたら良いと思う。