きんぎょはどこへ消えた

いつも『きんぎょが にげた』を選ぶ。
きんぎょを探すのも楽しいが、主な理由は見つけると褒めてもらえるからだ。
流石に50回以上読んでいれば嫌でも覚える。見つける喜びは既に限りなく小さい。
最近はきんぎょ以外のものを聞くので少し難しいときもあるが。

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

寝る前に頭を使うと眠れなくならないのか心配する向きもあるかと思うが、そんなことはない。
日々頭を使いながら生きていれば、夜になれば自然に眠くなる。人間はそういう風にできているのだ。
まあ、頭を使うのに慣れていなければ、寝付けなくても仕方がないかもしれない。
確かに慣れない事は疲れる。だが、それを慣らしていくのが人生だと思うけれど。


子どものころは全てが新鮮で、それらに感動するだけで頭がいっぱいだった。
しかし、歳をとるにつれ、鮮やかさはうすれ、見えていたはずのきんぎょがいなくなる。
悲しくもあるが、それが成長というものだろう。いつまでも見えているきんぎょを見ない振りはできない。


そんなワタシは、今、うずらちゃんを探している。
うずらちゃんどこ〜?(目を皿のようにしながら)

うずらちゃんのかくれんぼ (幼児絵本シリーズ)

うずらちゃんのかくれんぼ (幼児絵本シリーズ)