ただただ

朝ご飯の際、娘1がまじめな顔をして、あのさあ、とお願いしてきた。

「なんだい?」

「この味のり、ただただ食べて良いかな」

よい、と、わたしは答えた。

すると、二枚ほど取っていき、そして、ただ黙々と食べた。

ただただ、食べた。

食べ終わると、とても満足そうに笑顔を浮かべた。

 

 

面白すぎるだろ、小学四年生。

しばらくうちでは『ただただ』が流行る。間違いない。