人生の墓場

結婚に乗り気でないが、一生しないという選択もしたくないという友人に背中を押してくれと言われた。
厭う主な理由は結婚式めんどいだそうな。やらないという選択肢はなし(家的に)


たかが一日のイベントの準備が楽しめないで結婚生活が楽しめるもんか、と言っておいた。
はっきり言って日常は退屈だ。ただ、それは自らが望んだ凡庸な日々。
自身の人間関係にも、子どもの成長にも波乱は要らない。
子どもが16歳になったからって「おきなさい ゆうしやよ」と目覚めさせたくはない。


そういう意味では結婚は人生の墓場かも。
でも、単純に自由がなくなると受け止めがちなのは思考が不自由だ。
というか、不自由度合いでいえば子育ての比じゃないし(家人は夜中に突然大声で泣きだしたりしない。あまり)


折角なのだから、心地よく秘密めいたところにしたいものだ。