頭がさみしい

「なんで娘1の胸はさみしいの?」
うなだれながら平らな胸をさする手が、ぽっこりしたお腹で止まる様子をみて笑いをこらえきれる親がいるだろうか(反語)
良い表現だな、胸がさみしい。風情がある。


小4にして、すこぶるトンチキな日本語を使う娘1。
社会で生きていかれるのだろうかと本気で心配になる。
今日は暑かったのでパックジュースを買い与えたところ、天啓が降りてきたらしい。


「火事のとき、これくわえてたら助かるんとちがう?」
今、私の非常ベルが鳴った(脳内で)
「もしかして、牛乳パックくらい大きかったら、倒れているひとも助けられるんちゃう?(原文ママ)」


紙だっつーの! 燃えるっつーの! 消防士さんを笑い殺す気か。
やだなあ、死ぬ直前に生臭い牛乳パック嗅がされるの……。


「大丈夫。めっちゃよく洗う」
「用意しとくのかよ」
「前日に洗えば大丈夫」


いや、貧乏酸素ボンベ作ってないでその予知能力は別の方向で役立てろよ。
これがぜんぶ本気の発言なのだから恐れ入る。この猛暑にも関わらず震えがくるわ。