おうそおじ

おうそおじ(なぜか変換されない)の最中である。
家も建てて3年も経つとなかなかに汚れてくるものである。
特に普段掃除しないところなんかは顕著に汚れてくる。


体力もどんどん亡くなっているので億劫で仕方ない。
縦の物を横にもしたくない。誰だ、こんなに庭に落ち葉を撒いたのは。
ああ、ウッドフェンスを塗らないといけない。誰だ、安物を買ったのは。
口を開けば文句しかでてこないのは性分なのか、老いなのか(両方とか言うな)


そんな両親をしり目に、娘1が着々と戦力化していて頼もしい。
身長とかが足りないので物理的に不可能なところは多々あるが、いろんなことを手伝ってくれる。
私の子どもの頃と比べると一億倍くらい良い子である。
手伝うなんて概念がそもそもなかったものなあ。
どうやら「お手伝い」がうれしいようだ。そうなるともう私の理解の範疇を超えている。菩薩か何かの生まれ変わりじゃないだろうか。南無南無。


「大掃除ってなにかわかる?」
「知ってる。すごい掃除すること」
「そう、いつもやってないところまでしっかり掃除するってこと」
「ごみをはしからはしへやるんだね」
違う。それとりあえずどかしただけや。


本年も最後まで日本語が残念な良い子なのであった。