全員参加とは

オカリーナであるところの祖母の演奏会に行くなどする。
子供たちも大きくなったので、短時間であれば迷惑をかけずに見られるようになったのがありがたい。
途中に遊園地が見えたので「観覧車のるん!?」つってたけれども(そして、ダダ下がりするテンション)


娘2はあんまり興味ないかと思っていたが、ステージに立つ祖母が眩しいくらいに輝いて見えるらしく、一曲終わるたびに「ばーちゃんすごいな。 ばーちゃんじょうずやな」って盛大に拍手してた。
おそらく本日一番の孝行ポイント獲得者(高得点者には遺産)
いいぞ、もっとがんばれ(最低)


愛好者たちの演奏会なので、最後のプログラムに全員参加の曲がある。
みんなで演奏しましょうのアナウンスを聞いて、にわかに曇る娘1の表情。
なにが気に食わないのだろう。早く帰りたいとか(失礼)
理由を娘1に尋ねてみると、
「だって、娘1オカリナ持ってない。みんなって言うたのに」
……そうか、その発想はなかった。
早速娘1に吹かなくても罰則は無い旨を伝え、安心させる。


しかし、生真面目すぎるだろ。
大変に生き辛い感が全身から迸っており、将来に不安が全面展開である。
安易に頼み事とか危なっかしくて仕方ない。できないと暴発しそうなんである。


で、その後、オカリーナがいつかピアノの伴奏をして欲しいと頼んでいた。
多分いつかこの件が何かの引き金になるはずなのだが、神ならぬ身の私としてはどんな惨劇が巻き起こるかは予想がつかないままなのであった(予言の書はここで途切れている)