お返事待機

さて、髭のじいさん(赤身)の季節がやってまいりました。


厳密な情報管制下で育てられているわが娘たちは、おもちゃに対する知識と欲求があまりなく、いつもこの時期のリクエストに苦労する。
娘1なんて妖怪メダルとか言ってたものな。ほとんど見たこともないのに。
娘2はプラレールと、ずっと前から言っていたのでプラレールかなあ。


そんなわけでおもちゃ屋へ下見に行くことに。リハビリかよ。
治療の結果、ホイップるとフォーチュンピアノになった。
プラレールは? 開始2秒で却下されたそうな。
そりゃそうだよな、そんなに電車好きじゃないもの。


帰宅後、儀式として髭のじいさん(赤身)への手紙を書くことに。
娘1が娘2のも代筆したのだが、「フォーチュンピアノとケーキ」になってた。
おしい、おしいなぁ。それじゃあ、キミのプレゼント無しだよ?
そんなこんなで、ツリーの下に置いておくことに。


翌朝、回収された手紙を見て狂喜乱舞する娘たち。
「サンタさん、持って行ったな、な!」
素直でかわいらしいなあ。
しかし、しばらくするとなにやら不満そうな顔。
どうしたのか尋ねてみると、
「サンタさん、お返事くれてない。ちゃんと返さないかんな」と、マナー違反を咎めていた。
い、行き辛い社会にいるな、キミは。


LINE恐怖症になる人の気持ちがわかった気がする。この世代のプレッシャー半端じゃない。
ちなみに返事は返しません。当然、返事の返事の返事を書かされるに決まっているからだ(そして正月頃まで文通)