節分とかぶとむし

しまじろうをしまろじーと言うのが直らない娘2。
発達上発生しやすい間違いとはいえ、実際に聞いてるとすごい不思議。
音で認識してるはずなのになあ。


仕事の都合上、鬼を一足早く招来し、家人が鬼化。
古式ゆかしく豆投げに興じる。恵方は知らない。
さすがに泣き出しはしなかったが、
「おに こわい」
と娘2は真顔になってた。最終的にはきゃーきゃー言いながら逃げてたが。
娘1は喜んで豆を投げてたが、投げる際に持ってる皿から豆がだばだばこぼれていたのが微笑ましかった。そりゃ、すぐなくなるよ。


事前に年の数だけ食べるのだと説明していたが、最終的にはドクターストップがかかるくらい食ってた。
煎り豆をそんなにありがたがって食べる子供は少ないと思うぞ、いまどき。
だから泣くなって。明日だよ、明日。


鬼は教育上一定の効果があったらしく、片付けしないと鬼が来るよと脅したらいつもはいうことを聞かない娘2も素直にとりかかっていた。
鬼が来なくてもやれよ、とは思う。
しかし、実は一番怖いのは鬼ではなくて、カブトムシのダンボール模型だということが判明したので、今後は「いうこと聞かないとカブトムシが来るよ」と脅していきたいと思う。


しかしまあ、字面がシュールであることよな。ヒチコックの『鳥』かよ。
何が怖さの源泉なのかは今もって不明である(黒塗りのダンボールを大事に片づけつつ)