ろの耳

残業して家に帰ったら、机の上にペットボトルのお茶が。
明日の準備かなにかかと思って仕舞わずにご飯を食べていたら、なんだか底に沈殿している。
娘1謹製の色水だった。
あっぶねー、もうちょっとで飲むとこだったよ。


家人曰く「とーちゃんに見せるから捨てんとって!」と言ってたとのこと。
なるほど。でも、できたらもうちょっと明るくてはっきりした色のにした方が良いと思うぞ(警戒色的に)


机の上にはくしゃくしゃの紙も転がっていて、なんだかいっぱい文字が書いてあった。この子どもの耳みたいなのは数字の3か?
家人に尋ねると、娘1が1時間くらいずっと平仮名の練習をしていたとの回答があった。
すごいなぁ、「ま」とか「は」とかいっぱい書けるようになったんだな。
家人が手伝ってないと聞いて猶更に関心。
「で、なんでくしゃくしゃなの?」
「とーちゃんに見せよって言ったんだけど、ろの字が上手にできてないから嫌なんだって。言ったそばからくしゃくしゃにして捨ててた」


しかしながら、家人がゴミ箱から回収するわけで。
4歳児に隠ぺい工作は難しい。
てことは褒めない方が良いのだな。すごいって褒めたいのにねぇ。


このように、子どもの気持ちを考えると単純に褒めりゃいいってもんじゃないってこともあるのだ。
そういう時は、日記に書いたり裏に穴でも掘って埋めるしかない。
「娘1の書く「ろ」は ろーのみみぃーっ!」(褒めてない褒めてない)