親譲りの寝つき

自慢じゃないが寝つきはとても良いほうだ。
だいたい布団に入ると5分以内にスヤァと夢も見ないで落ちている。
「黙って話を聞いていると信じていたら、しっかり寝ていたので別れようと思った」とは寝つきの悪い家人の弁。しかも、良く言われるので救いがない。ベッドの上の相性が最悪である(下ネタ?)
ピロートークとか都市伝説。もしくは、枕についたよだれのシミの形について語らうの会と信じて疑っていない。
……よく結婚できたな、私。


娘1は私に良く似て大変寝つきが良い。
疲れているときなどは寝物語の桃太郎が川でお婆さんに拾われる前に寝てしまう。当然桃はそのまま河口まで流れていくのだった。グッバイ、桃太郎。
最終形態としては「昔々おじいさんとおばあさんが……いませんでした」になりそうだ。


寝つきの悪い家人によく似たのが娘2。
ずっとベッドでカポエイラの練習をしている。寝る位置的に壁挟みコンボを食らうこともあり、大変にうっとおしい。
抱っこしたら怒るし、キティのタオルケットがないと怒るし、暑いと怒る。
ほんと永久に寝かしてしまおうかしら。


と言いつつも、至高の寝付きを誇るワタクシなので、コンボを食らいながらでも寝てしまうのだった。
そして、残される家人と娘2という寝付き地獄絵図。


起きた後に盛大に愚痴られるのは言うまでもない。