じっと我慢の子

今度、児童館でこどもまつりがあるのでお手伝いに行った家人と娘2。
最初は大人しく別の部屋で遊んでいたのだが、くじ引きの景品のお菓子を袋に詰め始めると、どこからともなく近寄ってきた。けものの嗅覚、怖い。


そして、座っている家人の膝の上に陣取ると、児童館の先生をちらちら、ちらちらと見続けていた。
児童館では、いつもいただきますの合図を受けてからおやつを食べ始めるのでそれを今か今かと待っていたのだ。
家では我慢しないのに外では律儀なんだな、キミは。


当然家人は娘2の要望を無視。というか、食べさしの景品では困る。
業を煮やした娘2は、最後の手段として手を合わせて「たます、たます(いただきますの意)」と、しきりに前後運動をしていた。いじらしすぎる。


最終的には我慢の限界を超えて大騒ぎし始めたらしい。
仕方ないので手持ちのおにぎりせんべいを与えたところ、飲んでいた、との観察報告が上がっている。そうか、おなかが減りすぎると分子結合があやしくなるのか。


きっと子ども怪獣は最終的にはおにぎりせんべいを吸ってプラズマを吐くようになるのだろう。蒸発させられる前に、解剖して娘2ぶくろを取り出したいところである(虐待?)