うちの娘の桃の節句は間違っている

ラノベくさいタイトルに挑戦。こういう系は読んだことないが。


人形を飾ってある部屋は基本締め切っているのだが、隙をみては子どもたちが体をねじ込んでくる。
何度か言い聞かせたので背筋の凍る有様になることはないが、娘2がぶっぶーごちんと牛車を押すのだけが止まらない。
車輪が娘の車魂に火をつけるのだと思うが、取り外しが聞かないのでどうしようもない。概ね娘1が必死で止めているが、暴走特急なのでとまりゃしない。
お雛様用の補修マーカーなんか売ってないよなあ……。


あと何故だか知らないが、娘2がお雛様に向かって両手を合わせている。
なむなむ、と両手をカクカク揺らすのが可愛らしいので特に注意はしてないが、キミ間違ってるからね。
一体何を勘違いしたのだろうな、と思っていると、隣で娘1が柏手打ちはじめた。
お ま え か


まぁ、拝んで悪いわけでなし、とりあえず誤解はそのままにしておく。愉快なので。
ただ、創作音頭&ダンスで奇祭をおっぱじめるのは、我が家がそういう風習の民族だと誤解されかねないので止めた方が良いようにも思うが、本人はひどく楽しそうなんだよな。
ちなみにひな祭りの歌もきちんと(?)歌っている。
「すーこーし しおざけ めーさーれーたーかー」
辛いな、オイ。