ないはずがない

子どもの誤魔化しの底の浅さといったらなくって、むしろ確信に至ることしばしばである。
特徴としては「質問を聞かずに即返事が返ってくる」「目を合わせない」がある。こういうのって学習してないのに共通なのがとても不思議だ。
人類共通にしたって、どちらかっていうと生存競争には有利じゃない類のものだと思うのだが。


娘2人の場合、トイレが特に顕著である。
ご飯の後に、「娘2、でたー?」などと尋ねようものなら、即座に「ないっ!」と返ってくる。そして、走って逃げる。
思いっきり顔を真っ赤にして踏ん張っといて出してないわけがないだろうに。
さっき「んーっふぅ」って鼻から息抜けててたじゃない。


股に挟んだままの方がよっぽど気持ち悪いと思うのだが、絶対に否定する。娘1もそうだった。なにか、うんこなんか出るのはプライドが許さないのか。
キミたちがアイドル的な何かであれば、出ないことを肯定するにやぶさかではないが、生憎とご当家アイドルにぷらいばしーとか偶像性なんてものは存在しない。
紙おむつじゃないんだから『糞・即・拭』の心を共有したいものである。