子煩悩

上司ちゃんから子煩悩と評される。
まあ、残業があるからって有給使って子どもを風呂に入れに帰ってたりするんだからそうとられても仕方ないか。
許可してもらえるだけでありがたいのだけれど、残業がなくなれば帰らなくてすむのでは?
優しいのか優しくないのか。


共働き家庭であれば男性の家事参加は必須だと思う。親が同居してないのであればなおさら。
家庭の要請でやってることを子煩悩と評されるとなんか違和感が。
いや、子煩悩であることは否定しないこともないとは限らないけれど。


でも、携帯の待ち受けすら子どものではなかったりする。PCの壁紙はさらなり。職場に写真立てはなお。
それを知ると大体びっくりされるのが不思議だ。
「あんなに子どもの世話をしてるのに!」


私としてはどれほどもしていないと感じているからだろう。
可愛いから育てているのでもないし。
育てているから可愛いのだよ、間違いなく。変な目で見られるから言わないけれど。
男性の子育てを褒められるのは自尊心がくすぐられて良いのだが、同時に奇異の目もついてくる。ちょっと気持ち悪い。
むしろ女性の子育てをもっと褒めてやんなさいよ、といつも思う。
私なんかよりもずっとずっとがんばっている人たちばかりなのだから。


珍しいことの方が褒め易いのはわかるけどね。
男性の育児が当たり前になったら誰も褒めないディストピアができるんじゃなかろか。くわばらくわばら。