ひっかけ問題

なんでもない日にケーキを購入するのが我が家クオリティ。
それもこれも家族の誕生日が4月前後にに集中しているのが悪い。
もう少しバランスを考えて生まれてもらわないと困ってしまうな。
まあ、同じ誕生月の娘を製作した人間はいえる立場ではないわけだが。


本日のケーキは娘1が選んだらしい。
たいそう真剣だったと聞いている。うむうむ。ケーキ道は一期一会なり。かくあるべし。
「とーちゃんのケーキは茶色!」って3回くらい言われた。
なにその美味しそうじゃない紹介の方法は(ちなみにザッハトルテでした)


娘自身は洋梨のタルトを選択。いつのまにかイチゴ狂を卒業したらしい。
そして、こちらが言わなくてもちゃんとわけてくれるのが娘のすごいところだ。私が子どもの頃は他人に分け与えるなんて毛ほども思ったことがない。むしろ気を抜いたら奪われるとばかりに狼の心を持っていた。
まあ「チョコも好きやけどなー」と聞こえる独り言をつぶやく娘に大した違いはないのかもしれないが。


で、「今日は誰の誕生日?」とひっかけで尋ねてみたら「誰のでもない ケーキ買ってきただけ!」とあっさり喝破された。
やるなあ3歳児。


あとで家人に聞いたらケーキ屋で「ホールケーキは特別な日だけ」と言われたらしい。なるほど、だからか。
「切ってあるやつね」と言ったら「じゃあこれ」と指差したのは1本のロールケーキ。まあ、断面はあるな、断面は。というか、ひとりでこれ食べきる気か、キミは。
ブレない人だなあ。