アピール合戦

義兄家に子どもが生まれたので観察に。
びっくりするくらい小さい。おもわずうちの子を二度見してしまう。
・・・・・・でかい。小さな時期があったなんて信じられない。
この子もどんどん成長して、朝五時に親を起こすようになるのだと思うと感慨深い。
久しぶりの実家で家人が羽を伸ばしていたら、即むしりにかかるうちの子は、ちょっと自重した方が良い。


で、新しい子が生まれると、もちろん主役はそちらになる。
子ども総選挙を開くまでもなく、センターが取って代わられる。若さは力。幼いは正義。
諸行無常である。


しかし、すんなりと譲るわけではない。
彼女達にもプライドがある。嫉妬と羨望がある。
あの素晴らしい栄光を二度三度!(欲深)


手持ちのありったけの芸で注意を引こうとするのが可愛らしくもあり、可愛そうでもあり。
いまだ世界の主人公は自分なんだな、と思う。注目が絶対の価値なのだということも。
あるがままを認めるなんて、自分のことですらできやしない。まして他人おや。


注目を必要としない心を持ちたいものである。