情報提供サービス

散歩中、近所のおじいさんに遭遇。
何度かお会いしているし、ひ孫さんがうちにくるくらいには仲良しの関係で、うちの子も顔を覚えている。


大体子どもの話などをしばらくして別れることになる。
オトナなのでそれくらいの社会性と会話能力は持ち合わせている。ただ、より親しげにとか、笑いを誘うくらいウィットに富んだとかの条件が付くと無理。最近のオトナなので。


で、立ち話とか子どもはもっと無理。日常会話も穴の空いた靴下みたいだからなあ。
どうするかというと、自分の持っている情報を全て遠慮会釈及び脈絡無しに滔々と開示したあと突然沈黙する。
「さんぽ。これ、お花。とーちゃん、ぱちんこした、よ。うどん、たべた」等々。
ちなみに「ぱちんこした」はお花を摘んだの意である。当然のように誤解されていたので釈明しておいた。パチンコしません。
こうやって(デマも含め)うちの恥部が公開されていくのだなあと思うと感慨深い。


ただ、情報提供であれだけ話すんだから聞かれたことには返事しような。
すごいもじもじして隠れるけど今更何を照れる必要があるんだ。
ちなみに車が通ったら「あっち、くるまだよー」って叫んでた。
うん。新着情報をありがとう。あと、それはもう知ってる。