わかめとおかね

子どもがどんどん喋るようになってきていて、寝てるかテレビ見てるかご飯を口に詰めてるとき以外はずっと喋っている。
むしろ、口にモノを詰めたまま喋る。さらには、たまに寝言で怒られたりする。
喋りすぎ。回遊魚か。


今日も私が遅れて食事をしている間、本日の出来事をお話してくれる。
「りんご、みた」(訳:夕方の散歩時にリンゴの木を見た)
「せんせぇ、あった」(訳:午前中は児童館に行った)
「おはな、せんせぇのよこ」(訳:先生の横にお花が咲いていた)
「ぶらんぶらんのとこ、おは、すいか!」(訳:ブランコの近く花が咲いていたが、私がスイカを食べ始めたのでそちらに気を取られ思考がだだ漏れた)
などなど。
ちなみに訳出部分は全て家人の通訳による。作業量的にみて我が子は専属契約料を払うべき。


一日育児業を離れていると子ども語のヒヤリング能力が格段に落ちる。
「おかね、たべた」って言うから何かと思ったらワカメを食べたそうな。
いじわるで「おかね食べたの?」「おかね?」って聞き返してたら、「わかめですぞ」って真顔で言われて爆笑してしまった。ムックか。


まあ、この笑いも他の人には伝わらないのだろう。
子ども言語圏のジョークはたいへん通訳が難しい。