ロストシティ

「5列はきっついな」
青列に2を出す。
「でも、2列はもっとないわ。蹂躙される。1ターンで100点越えるて」
青挑戦カードを廃棄。
「また、そういうことをする」
青5。
「なんていうの? 資金援助?」
青4を廃棄。
「我慢にも限界があるよね。いろんな意味で」
青7。そして手札に青はもうない。が、何とかなるだろうと思っている。けれど、最後に青10が埋まっていてどうにもならない。残りは相手に握りつぶされる。
「ねえ」
おもむろに黄に挑戦カードを置いて発掘開始。
「見切り発車?」
「見切り見切り。客1人も乗ってないくらい。だから、くれ」
もちろん置ければ赤字にはならない程度には所持している。ただ挑戦カードは一枚しか持っていなかったので、他で時間を稼いでいる間に引かないかな、と考えている。
しかし、当然のように相手が挑戦カードを二枚持っているので、実際は置ききる前にこの列はマイナスで終了。一枚も持ってなかった白列が伸びて勝利したり。

  • 感想戦で「きっついなあ」とぼやく確率が9割。勝っても負けても。
  • 5列展開はきついと身に染みて理解しているにも関わらず、渡したくない一心でマイナス覚悟で展開。そして死亡。
    • でも、あっさり10札引いてきて助かったりするこの気まぐれ感。覚悟の前に立ち塞がらないでおなじみのグングニル
  • 最初の手札に同色挑戦カードが3枚あるときの興奮といったら。そして、プラスマイなしで終わった時の虚しさといったら。
  • ゲーム中大体「ぎぎぎ」って言ってるのに、終わると即、次のゲームへ。ぎぎぎ。
    • マゾなの?
      • はい、マゾです。勝っても8枚ボーナスに1枚足らないとぎぎぎって言う。
        • あと、最後の1枚が、4倍ついてる列の10札だとぐががって言う。


こんな息を止めたままボクシングする感覚。
間違いなく発掘関係ない。キートンでもこんなに苦しまねえよ。


金貸しは大儲けだねえ(懲りずに5列展開しつつ)