理解と予防線

歓送迎会の時期である。
普段からあまり飲まないのだが、さすがに子どもが生まれるとあってはウーロン茶しか飲む勇気はない。
病院には高速をすっ飛ばして1時間かかるので、タクシーには頼りたくない。
それで許してもらえる環境なので恵まれていると思う。


ちなみに飲まない理由は自己保身。
分娩室で酒臭かったら一生言われることうけあいである。
まあ、逆の立場なら絶対言い続けるので特に不満は無い。
結局は家族が理解を示すか、仕事場が理解を示すかの違いでしかない。
リカバリが簡単な方をとるか、接触時間が長い方をとるかの違いとも言える。


しかし、おそらく家人に尋ねたら「別にいいのに」という答えが返ってくるだろう。
立会いを希望するが、絶対ではないと言っているし(物理的に間に合わない場合もあるので)
だが、だからと言ってそれに甘えるつもりはない。
だって私はこの件に関して、役に立たないことこの上ないのだから、せめて誠実さだけでも示しておきたいと思うのだ。
家人にも次の子にも。