久しぶり

一週間ぶりに会うと二人とも照れる親子。
家人にすごい笑われた。
お互い初恋だから仕方ない、とコメントすると一転して冷めた目で見られるのがデフォルト。
負けない(負けろ)


久しぶりだからといって特に違ったことをするでもなく近所の公園へ。
同じような親子連れでいっぱいだった。
お父さんの姿も多く、時代は変わったなあと実感する。
その中に格好良いジャケットからしまじろうのぬいぐるみが顔を覗かせている人を発見。子どもに持っていってと必死で懇願されたのだろう。想像してゆるーい気持ちになった。


そういえば、「しまじろう」なんだから「しまいちろう」が居るのかと思って調べたが、どうやら居ないらしい。妹だけだそうな。
おそらく子どもちゃれんじオーディションに敗れたために養子にだされたのだろう。彼の境遇を思うと涙を禁じえない。
きっとオトナちゃれんじでは彼の復讐譚が毎号配信され、正しい訴訟の方法や財産分与請求などについて学べるに違いない。
で、最終的にはしまじろうを亡き者にしたしまいちろうが「何もかも、皆虚しい」とか呟いて終わるのだ。
問題は、途中で解約できないのと付録に不思議なお薬が多いこと。


さて、嶋二郎氏(仮名)をしばらく生暖かく観察していたら、奇声をあげつつ滑り台を降りたりしていて、さらにゆるーい気持ちになった。さすがである。
そう、子育ての恥は掻き捨てないとね。


二郎氏(仮名)の行動に心を強くした我々は、全力をもって一家総出でハトを追いかけるミッションに従事したのであった(獲得ハト0羽)
ただ、家人はあまり走ってはいけないと思う。