赤ちゃん返り

次の子どものためにベビーベッドを出してきたら、子どもが興味津々。
「あかちゃん、なちゃた」と強く使用権を主張し始めて笑う。
なれるのか。自由自在だな。いや、まあその発想は幼いけれど。


せっかくなので載せてあげると大いに喜ぶ。すごい縦揺れだ。
ギシギシいい始めたベビーベッドを前に、鳴かぬなら殺してしまえの精神ではとの疑念が浮かぶ。
こころなしかニヤニヤ笑いも悪意を帯びているような気が・・・・・・。
てなわけで、もうサイズが合わないねえとかなんとか言って退場いただいた。
独りで寝る?と尋ねたらとたんに降りる気になっていたのがおかしい。
キミはもう赤ちゃんには戻れないなあ。だってお腹に詰め戻したらお腹こわしちゃうし(頭は既に壊れ済)


しかし、離れてみると本当に寂しい。
最初の子が生まれたときは、独身時代に戻ったような気がしてとても気楽だったのだけれど、今は解放感よりも寂寥感の方が勝っている。
これからしばらくは肩車をしてよだれだらけになることもないのかと思うと何だか悲しい(変態です)


私も子どもも、もう以前とは違うのだ。
あの頃には戻れない。戻りたいとも思わないけれど。