祖父母有、近隣自来、亦楽不乎

実家の親と晩御飯を一緒に食べた。鍋だった。
楽しい夕餉。弾む会話。いたって普通の食卓。
ただ、ひとりだけやけにテンションのおかしい方がいらっしゃるご様子。
なぜそれがわかるかというと、ずっと縦に揺れている。直下型地震


晩餐にゲストが来るだけでこれほど悦びをあらわにするのば面白い。
まあ、見慣れた親のツラではごはんも美味しくないのだろう。おかげで今日はおにぎりを3つも平らげた。
あれか、日替わりでお面でも付ければ満足なのか。


で、うれしさのあまりデザートのざぼんを貪り食ってた。明日の分まで。
いや、独占したかのように記述すると語弊があるな。
実際は順番にきちんとわけてくれていた。ひと握りずつだが。そして、もういらないという祖父にまでもきちんと押し付けるありがた迷惑具合。


途中で「ばあちゃんの たべちゃたー」と突然口を押さえたのには笑った。どうやらしっかりとした割り当てがあるらしい。というか、それ以前にほぼキミの独り占めですが。


イベントともいえないイベントが、幸せの底上げに貢献している。
子どもがいるだけで食卓にとびきりのスパイスが加えられるのだから安上がりだ。
いや、トータル費用で考えると高級食材なのかもだけれど。