気付きと発言

気付いたことは全部言わないと気がすまない。知っていることをアピールしたくて仕方がない。
今我が子はそんな時期である。


親の務めとして、全ての発言にできるだけ誠実に対応したいと思っている。
どれだけ自明のことであっても「そうだね」と合いの手を入れ、できれば「良く知ってるね」と褒める。
やってみればわかるが、なかなかの苦行。お愛想のストックがめりめり減っていくことうけあい。スマイル0円とかダンピングもいいとこだと思う。
疑う人は毎日寝起きに大声でパジャマの色を報告されると良いよ。
その黄色発言にどう反応しろと・・・・・・。


だが、大人になったところでそんなに変わりはないのかもしれない。
クイズ番組等で得た知識を得意げに話す人も多い。他人の知らないことを知っているというのは優越感をくすぐる。
自分が知ってることにはすぐ口を挟む人もいる。知ってることは言わないと気がすまないというやつだ。


もちろんお愛想のストックはめりめり減る。
そして、子どものように笑顔で増やしてはくれない。
自戒したいものだ。