パンがあってもケーキを食べればいいじゃない

家人の誕生日なのでケーキを購入してきた。
ただ、子どもは生クリームが下手なので、ロールケーキと半熟カステラを所望。半熟カステラの形が忘れ去られたスポンジみたいだと思ったが口には出さず(失礼)
温泉カステラ(外がどろどろ)を経て、最終的には飲むカステラまで到達していただきたい。すでにケーキ屋の仕事ではない気がするが。


嫌がらせに歳の数だけロウソクを買おうかと思ったけれど、ロールケーキがしいたけの原木みたいになりそうだったのでやめておいた。


食後に出したら子どもは「ぱんぱん、ぱんぱん」と大喜び。
だが、パンじゃねえ。パンはさっき晩御飯で食べたやつだ。
ケーキだと何度言い聞かしても、ぱんぱん言っていた。
何故繰り返して言うのかは謎。感動を表すための強調表現かもしれない。


食べると「おいしー」と叫んでいた。何故か上を向いて。芸人か、キミは。
最近「おいしー」と言うたびに、口からもろもろと好物がこぼれる事故が多発していたためだと思われる。
また一つ賢くなったな。はた目にはすごいバカっぽいけど。


この歳になると誕生日なんて嬉しくもないけれど、これだけ子どもで笑えるなら祝ってもいいなと思える。
ただ、問題は私と子どもの誕生日が近いので、どちらかに統合されるということ。
まあ、とりあえず年長者優先ということで(何も無いのは我慢ならないらしい)