タオルケッター

英才教育の成果か、真性のタオルケッターに育っている。
指を吸い、タオルケットにくるまり、毛布をかぶって眠りにつく。
段取り魔なので全てが揃わないと寝ようともしない。むしろタオルケットに触れたら眠くなるくらいだ。
ただし、寝始めたら5秒で蹴り剥がすけど。


子どもには負けるが、私も無類のタオルケット愛好家なので、真冬だろうがタオルケットを使用している。家人は嫌がるが気にしない。
これで不毛な布団の取り合いをしなくて済むのだからいいじゃないか。
壊滅的な寝相を誇る子どもを定位置に戻し、ゆったりとタオルケットにくるまれば、すぐ夢の中へ。


ただ、子どもは朝5時くらいに起きる。
そして、二度寝用にタオルケットを所望する。冬の朝ほど寒く、布団が恋しい時期はないというのに。


どちらが真のタオルケッターか、そろそろ思い知らせてやらないといけないようだな(家人を起こさないようタオルケットを敷きなおしつつ)
将来的には先祖代々のタオルケット(すでに単なる糸くず)とかを受け継いでいく予定である。