あっちい

なぜか温度に関する不愉快の表明がすべて「あっちい」になった。
しかし、冷製スープがあついわけないだろう。
親があついあついと言いすぎたのだろうか。きちんとあっちいと聞き取っているところが小憎らしい。


お風呂に入っているときもそれは変わらない。
ぬるいお湯をばじゃーっと掛けると、大きな声で「あっちい!」と叫ぶ。
熱くないよね、と問いかけると調子に乗ってあっちいあっちいと繰り返す。


ざばー あっちい ざばー あっちいいぃぃぃぃっ!(残響音含む)


外で聞いてる人がいたらきっと虐待だと思われる(そいつは覗きだが)
最近蚊にかまれすぎて足とか色素沈着してすごいことになってるので、今踏み込まれると危険が危ない。
あといろいろ裸だし。スッピンぽんだし(お脳はいつも危険)


どうすれば良いかなあ。口を塞いで湯船につけるわけにはいかないし。
湯の温度は冷たくても温くても熱くてもあっちいと言うのは確認済みだ(試すな)
子どもの声を掻き消すほどの大声を出すのも一つの手だが、即日自由にお風呂に入れない身の上になるのは確実。
そして、お風呂に入らないという選択肢はない。


・・・・・・できるだけチェーンロックをして入浴に臨む所存です(珍しく真っ当)