悲しみのぶどうか

うちのぶどうかは日々の功夫のおかげで、ピオーネ級までやっつけることに成功。
嬉々としてべりべり皮を剥いでいた。代償に顔面に返り血をべったり浴びていたが。
最終的にメロンが素手で倒せたら免許皆伝かな。もう教えることは何もない(常識以外)


しかし、ぶどうかとして一皮むけることの弊害が。
ナスやらトマトの皮まで食べ残すようになった。
以前は皮ごとかぶりついていたのが、皮を残して中身をこそげ取るような食べ方に。
皿の上には色とりどりのぺらぺらが・・・・・・。


さすがに皮だけを食べる趣味はない。カブトムシだってもう少しグルメだ。
子どもに責任を持って食べさせたのだが、どうやら納得いかないらしい。
確かにブドウは良くてナスが駄目な理由は特にない。文化が違えばキウイの皮すら食べると聞くし。


たぶんこういうのは理屈じゃないのだろう。ハウスルールが全てなのだ。
だから、結婚後に焼きししゃもの尻尾を残す残さないで戦争する羽目になる。
ちなみに未だに交戦中。互いに面の皮が厚いので、自身の正義を信じてはばからないのだ。


のーもあ戦争。もあ葡萄。