紅葉狩り

散歩中に許可を頂き一葉捕獲。
たぶん、うるさすぎて憐れに思われたのだろう。感謝。
ただ、狩りって書くとなんだか血腥い。ひらいても間抜けだしなあ。
紅葉掴みくらいが丁度良い気がする(実際は引き千切ってるわけだが)


帰ってきて風呂に浮かべてみた。
和の心を解するブルジョアのミーにとっては至極ナチュラルなことでありんす(アイデンティティクライシス)


子どもがことのほか喜ぶ喜ぶ。
私にペタリと貼ってみたり、自分の頭につけてみたりと大はしゃぎ。
湯船に浮かべた紅葉は、掬おうとしても小さい手をするりとすり抜けていく。
股の下を潜っていったときには頭から湯船に突っ込みそうになって笑った。ドリフか。


天井に貼ったり、取ったりしてしばらく遊ぶ。
葉っぱ一枚でここまで遊べるとは、コストパフォーマンスが良くて嬉しい限りだ。
風情は解さないまでも、懐事情は解するらしい。もしくは、狐が葉っぱに魔法をかけてくれたか。


この葉っぱならお金に変わらなくても良いと思えるな。