世代格差

最近の若い者は年齢の離れた人とのコミュニケーションが苦手だそうな。

http://www.yahoo-vi.co.jp/research/100726.html


自分を若者と主張する気はないが、私はめちゃくちゃ苦手だ。一回り違うと何を話してよいやらわからない。
趣味が同じなら幾らでも話ができるのだが(おたく気質)
できることと言えば、愛想笑いを貼り付けて酸素を二酸化炭素に変えるくらいのものである。


でも、年配の人だって昔は嫌々だったんじゃないのかな。良い方向に思い出補正がかかっているだけで。
社会的にも仕事優先・地域奉仕優先で大丈夫だったわけだし。
田舎の行事がどんどん寂れていくのが、みんな嫌々だったことの証拠のようにも思える。


確かにみんなで楽しむのは効率が悪い。
大人数での会議の実りのなさを思えばそれに近い気がする。
公平感と達成感を同時に与えるのはかなりの技術と厳選されたメンバーが必要だけれど、現実は乱数でいっぱいだ。
祭りで御輿を担ぐより、家でボードゲームをしていたほうが楽しみの期待値は高い。


人生の満足度を効率で測ると当然そうなる。
世代間コミュニケーションが大事、と言われてすぐにできるのならば、明日にでも温暖化は止まっているだろう。
そんな大上段な話じゃなくて、もっと地道にいろいろやってく方が良い気がする。
というより、自分たちは昔嫌々相手してきたのに、今の子たちが相手してくれないのを嘆いているようにも思えるな。


一番身近な異世代は子どもになるが、いつかは相手にされなくなる日がくるのだろう。
泣いちゃうな、きっと。
必要以上にメールとか打って、嫌々相手にされられたいと思う(もうボケが)