シャトル子ども

歩くようになったおかげで移動が早い。
ごっこには少し足りないが、かくれんぼならできるようになった。


まあ、かくれんぼというか、一方的に見つけられるだけというか。
こっちで「おったー!」あっちで「おったー!」と、私と家人の間をずっと往復している。まるでシャトルバスのように。


しかし、毎回毎回ちゃんと見つけるのが面白い。
見つけたら黙って次の目標に移ってもよさそうなのに、律儀に見つけたことを報告してくる。
毎回きちんと返事をしていると、どんどん加熱&加速していくのが可笑しい。


そして、いつか転ぶ。


転ばなくなるのが早いか、飽きるのが早いか。多分、飽きる方だろうな、残念ながら。
ただ、転ばない上に飽きない場合、家の中が酷い渋滞になるので、コスト削減を理由に減便を敢行したいと思う。
運転手さんは別のお仕事を探してくださいね。