初ゾウ

本日、生まれて初めての動物園へ。
貴様にゾウがどんなものか、その目にはっきりと見せつけてやる! といった意気込みで向かうも、いきなり隣に併設してある遊園地の観覧車にご執心。
「はいはい、帰りにねー」と、形だけの約束を交わし(非道い)、なんとか無事園内に入場することになった。


途中、海を飛ぶペンギンに心奪われたり、餌をやろうとした羊に私の半月版を損傷させられたり(頭突きがすごい痛い)と盛りだくさんのイベントを消化。
子どもには刺激が強すぎたのか、基本及び腰での参加であった。


そして、メインイベントのゾウの餌やり体験へ。
先着100名に人参スティックが渡されていた。
きっとゾウはまるまる一本食べられるのにな、とか思っているに違いない。わざわざ小分けにされて迷惑な話だ。というか、カロリー的に食べる行為の方がカロリー消費が多そうだ。


体験前、体験中、体験後と一切親に視線をくれることなく終了。呼びかけにも一瞥すらくれない。
恐ろしいことにビデオにもデジカメにもまったく正面からの構図がなかった。
かぶりつき過ぎる。
もし仮に隣にゾウが住んでたらストーカー扱いされてうちの子は逮捕されるに違いない。面会には行ってやろうと思う。


これだけ喜んでもらえると連れて来た甲斐があったというものだ。
私自身も久しぶりに動物を見て楽しかった(羊の奴はいつか泣かす)
それでも帰りに観覧車を指差したときはどうしてやろうかと思ったけれど。