自立

掴まり立ちができるようになってから、自分で立ち上がろうとすることが格段に増えた。
いままであれば、文字通り尻を叩いて頑張らせないといけなかったのに、大きな進歩だと思う。
はやくにコタツ布団を仕舞って良かった(鼻水を垂らしつつ)
お風呂の中でだって風呂桶のへりに掴まって、いつまででも立ち続けるくらいだ(鼻水を垂らしつつ)


ただ、その分危険も増える。
まだまだ自分で安全に座ることはできない。
通常、製品化するときは安全マージンをかなり取ったり、フェイルセーフを考慮するものだが、子どもはそうではないらしい。
一発起動、慣らしも無しで、即実践。常に試作品ということだろうか。
親にとっては極上の完成品だと思うけど。


よく「失敗しないと覚えない」と言われるが、誰もそれを疑問に思いはしない。
自分には本当に「失敗して覚える」機構がついているのか疑問に思った方が良い。
「失敗しても良い」と「失敗したら覚える」には大きな隔たりがあると、個人的には思う。
少なくとも子育てにおいて、失敗して覚えることなんて何もない。