一人遊び

相手をしなくても、一人で積み木と格闘していたりするようになった。
たまにやられてしまうのでは、まだまだ修行が足りない。
だから、そこを押さえてたら挟まった指がもっと痛くなるって・・・・・・。


一人で遊べるようになったからといって、放っておいて良いわけではない。
家の中も危険はいっぱいだし(主に片付け的に)
子供に無視された腹いせに、私が漫画を読んでいたりすると必ず邪魔しにやってくる。
漫画を押しのけた後は、ふんふん、と鼻息荒く自分の存在を主張する。
積み木を打ち合わせ、さあ褒めろ、と胸を張る(胸と腹を区別するのは至難だが)
そして、満足するとまた一人遊びの世界へ帰っていくのだ。
追いすがって泣いても、新しい遊びの前では蹴って追いやられてしまう。


一昔前の出稼ぎの夫みたいな奴だな。
我が子でなければ即刻三行半を突きつけているところだ。
慰謝料として丸いほっぺとお腹はもぎ取っていきますから!


脳内でそんなことばかり再生している私も私だと思う。
一人上手遺伝説が浮上するが黙殺。
悲しくなって積み木を積んでいたら、即刻崩しにきた。
賽の河原の鬼も真っ青である(青鬼だから)
すくなくとも崩した後にげらげら笑うのは止めて頂きたい。
品性が疑われる(主に育てた親の)