嫉妬を知った

ぽにょを見て子供の仕草の描写が凄いなあ、と感心した次第。
口開けて寝てる様とかうちの子そっくり!
微妙に違和感を覚える場面もないではないが、あのどべーっとした感じを描けるのは素晴らしい。
話の筋は飾りです。子供と波の場面だけでお腹いっぱいですよ。


近頃、子供が嫉妬の炎を燃やすことを覚えた。
子供をほっといて、ぬいぐるみや人形をかいぐりかいぐりしていると、ずりずりと近づいてきては、人形を撥ね退ける。
他の子供の相手をしていても同様だ。
自分だけを見ていてくれないと嫌な気分になるらしい。
手掴みで食事をするくせに、態度だけはやんごとない。


他の子の相手をしていても同様に怒る。
ただ、自分は他のおうちのお母様のところへほいほい着いていく。
お菓子なんてあれば尚更だ。警戒心なぞ欠片もない。


社会性を得たのだから、もちろん喜ぶべきところなのだろうが、私の心は釈然としない。
ぬいぐるみでも撫でて気分を落ち着けることにでもしよう(泥沼)