同音異義語

しつこくベビーサインを使っているが、最近子供が理解し始めたように感じる。
今まではそんな素振りもなかったのに、突然堰を切ったように反応し始めるのが面白い。
成長は比例直線じゃない、と感じる瞬間である。
それを理解し、体験してても右肩上がりを要求してしまうのが人のエゴではあるけれど。
3歩進んで2歩下がる。むしろ3歩下がるくらいの気持ちでいよう。
子供から見たら私なんて1歩も動いてないように見えているに違いないのだし。


で、今日覚えたのは「ちょうだい」
子供が手に何かを持っているときに、掌を上にして重ねる仕草をすると、持っているものをくれる。
くれると言うと語弊があるな。
正確に記すならば、自由落下させる。
なので必死でダイビングキャッチしないと間に合わない場合が多い。だから、たまたま生卵とかを持っているときなんて、恐ろしくてちょうだいなんてできない。
万が一に備えて全て茹でておこうと思う。


理解できたらやってみたくなるのが人情なのか、子供もそれらしき仕草をしているときがある。
私としてはできたら褒めてあげたいのだが、精度がかなり微妙。
両手を合わせる仕草は他に「ごちそうさま」と「もっと」があるのだが、それらとほとんど変わらない。


ご飯のときなどは細心の注意が必要だ。
というか「ごちそうさま」と「もっと」の区別が付かないのは致命的じゃないのか?
まあ、だからって子供にあたっても仕方ない。
子供にとってはそれをすることに意義があるのだから。