もっとおしまい

しつこくベビーサインを教えている。
以前覚えた「おちち」は今は殆どしなくなった。
こちらがすると、子供はにやっとするのでどうやら理解はしているらしい。
わかってるならやろうよ・・・・・・。


近頃は「おしまい」と「もっともっと」を熱心に教えている。
「おしまい」はごちそうさまの形で、「もっともっと」はくの字型にした両手の指先をあわせる形。
今日のお昼なんか親が言う前に自発的に両手をあわせた。ちょっと感動。


夜もするかな、と思っていたら今度はぱちぱちとしきりに手を合わせるではないか。
おお、もっと食べたいのね、と至急みかんをもう一個剥いたところ、あっさりぶん投げられた。


べちゃりと地に落ちたのはみかんか、それとも信頼か!(そんなに大した話か)
意思疎通のための道具なのに、見事に振り回されている。
まあ、見たいものしか見ない私が悪いのだけれど。
二つ良い事さてないものよ。


ただ、これくらいで教えることをおしまいにしたりしない。
誤解しなくなるまで、もっともっと「おしまい」するのだ。