段差社会

概ねバリアフリーなのだけれど、流石に和室や洗面所の段差はあるわけで、子供にとってみればそそり立つ断崖絶壁なわけである。
ただ、段差の有無以前に子供のテリトリーが決まっているのか、別の部屋まで無補給単独横断紀行をしたりはしない。見えない線でもあるかのように、決まった位置までしか這い寄ってはこない。
どこかの国は爪の垢を煎じて飲めばよい。飲むほど爪ないけど。


で、今日はそれではいけないと一念発起し(子供でなく私が)、廊下単独走破に挑戦したのであった。


だが、初めてまもなく最初の悲劇が襲う!(子供でなく私を)


呼んでも全くこないのな。笑いはするんだけれど、いつもの位置でぴたりと止まる。怒った事ないんだけどな。
仕方がないのでドーピングを敢行。
デジカメをえさに子供を引きずり出すのだ!


あっさり出てきやがんのな。んで、そのままゴールゴール。ほんと感慨深いよ(5㎝くらい)
子供の中の序列をまざまざと見せ付けられた。親はデジカメにも劣る。
確かにびかびか光ったりぴっぴと高音を発したりはできないが、それだけでこれほどの差別をうけるとは。
これが格差社会ということか!(違います)