あきた

昨日までは極度に執着していたのに、ふと冷静になるとどうでも良くなってしまうことがある。
価値観が混乱していたのか、価値があると認めていたことが誤解だったのかは不明だが、熱は急に冷めたりする。
ただ、食事に対する熱意は通常一定以下に下がったりしないものだと思うが、子供にとってはそうでもないらしい。
所詮子供にとっては食事は娯楽だということだろうか。


娯楽ならば相手をする義務は無い。
無理に食べてくれとは言わない。


それが当たり前の感情だと思うが、世間一般では心が狭いと評価されるだろう。
親失格だ、などと言われるかもしれない。もちろんそれが正しい評価だと思う。


たまには振り回されて飛んでいっても良いと思う。
親合格がないのだから失格にもならないのだし。
呆れるほど飽きたら諦めて食べるようにもなるだろう。
まだまだキミは離乳食道を極めてはいないのだから。