さんぽ

夕方の散歩が日課になりつつある。
大体のお子様が日の出よりも日の入りを先に見る。
沈むものから先に知るというのも不思議なものだ。
中でもお気に入りはブロック塀。特に模様の部分。どうやら穴が空いているのが気になるらしい。
じっと見ながら移動して、視線が切れると次にぱっと向くのが面白い。
同じものだと認識しているのか、それとも別と思っているのかは不明。


おもちゃでもそうだが、同じものでも飽きないというのがすごい。
聞くところによると二歳になったらかなり自我ができてきてどんどん飽きるらしい。
そう考えると毎日同じもの、同じことの繰り返しでも飽きないということが日々の成長の証なのかもしれない。