かたほっぺ

赤子に対して引き締まってきたという表現はどうなのかと思うけれど、明らかに以前より固くなった。
以前はふがし以下の強度しかなかったのに、今では触ると筋肉らしきものが。
それに、ふとももにも溝ができるようになった。
なかでも一番の変化はほっぺ。
体積は一切変わらない(むしろ増えた)のに、あのマシュマロのようだったほっぺが水まんじゅうくらいの固さになってしまった。
ふよふよがたぷたぷになったと言えば想像しやすいだろうか。


おそらくは表情筋なのだろう。ぶーぶー言ったり笑ったりするので鍛えられていく。
ただ、その固さから自分で笑うという行為にはこれだけの筋肉が必要なのだなと思った。気のせいか張りも良くなった気がする。
自分の望む表情をするのにこれだけの筋力が必要ならば、望まない表情を浮かべるにはどれだけの筋力を必要とするだろう。
動かすだけならそんなに必要ないのかもしれない。ただ、どこかにその筋力をつける必要はあるように思う。


「面の皮が厚い」とよく表現されるが、実際に厚くなるのは皮膚の下だ。
筋力か、気力かは人によるけれど。