チャイルドシート

今日、軽四(非バン)に子供を七人積載しているお母さんを見た。
助手席に二人と後部座席に四人と最後部の荷台に一人。
荷台の子が横向きに体操座りしている女の子が、寂しい感じだったのが印象に残っている。
彼女と丁度目が合ったので、思わず頑張れと口に出してしまった。


チャイルドシートをつけるべきだ、とは個人的には思わない。
それらは選択の自由であって、強制されてやる類のものではないと考える。シートベルトも同様。もちろんそれでなにかあっても文句は言えないとの条件付きでだが。
ただ、子供自身は理解できないし、安全上重要なものだと思えるので、我が家の車には付いている。そして、車に載せる際には必ず使用する。例外はない。
実家の親が抱いているから、といってもやんわりと拒否する。万一のことがあったときに親を恨まない自信がないから。


昔はそんなものなくても大丈夫だったというのは理由にならない。それは、単に貧しかったに過ぎない。選択できる豊かさを手に入れたのだから、ありがたく使えばよいと思う。
ただ、もう少し使いやすくても良いのではと感じる。チャイルドシートの設置用に車が
できてないように思う。格好も悪いし。


どちらにしろ子供にはさほど関係はない。
自由に動けない不満よりも、自由に行き先を選べない不満の方が大きいように思う。