むかでに

噛まれたりした。痛くて飛び起きたけど、子供は寝ていた。大物である。
本当に子供が噛まれなくて良かった。
しかし、二箇所も噛まれる前に気付け自分。


とにかく体が小さいと様々なものが凶器及び障害に早がわりするわけで予断も油断もできない。ストローで溺れそうになるとはどういうことだ。加減を知れ、加減を。
特に最近はなんでも口にいれる。拾い食いかつゲテモノ食いとはこれ如何に。
まだハイハイできないので、活動範囲が限られるのが救いか。


しかし、私はどれだけの脅威から子供を守ってやれるのだろうか。
いや、どこまでなら守れるつもりでいるのだろうか。
不慮の事故は、ある。残念ながら分岐を遡ることはできない。
十全を尽くしてもなお足りないことだって、往々にしてあるはずだ。
だからといって、覚悟をしておくことが妥当なのだろうか。
転ばぬ先に杖を敷き詰めることが正しいのだろうか。
答えはわからないが、後悔の無いように今を観察しておきたい。
願わくばこれが老後の楽しみになりますように。