銃器の娘2

人間だれしも思い通りにならないときがある。
その時にふてくされて壁紙を削るか、気にもしない素振りで口笛を吹くか、歯を食いしばって空をにらみつけるかで人間の生きざまは決まるのであろう。
娘1はとても巨大な泣き上戸なので、部屋を揺るがすほどにわんわんと泣いても不思議ではない。
姉妹であるところの娘2も泣くことが多いのではあるが、最近はすぐに相手を蜂の巣にしようとする。


本日も、こちらが軽く叱ると、口を尖らせたまま指機関銃で、
「……ばばばばっ」(小声で)
と撃たれるのであった。
面白すぎて笑いをこらえるのが大変なんだよっ!(逆切れ)


どこで覚えてくるんだろうか、そうゆーのは。
機に食わないからって機関銃の弾をまき散らすのはギャングの所業であるぞ。


まあ、大声上げて反抗されるよりは大分だいぶマシなのだけれども。
かわいいしな(バカ親)
全くもって俺たちに明日は無い感じである。