髪を結う

下手は下手なりに何年もやっているとある程度の技量には達するもので、毎日子供の髪の毛を結んでいるおかげで、裏編み込みくらいはできるようになった。
今日は休みなので、片側まで編み込んでお花のゴムをつけてあげた。
上の子は最近三つ編みが嫌いらしくってあんまり編ませてくれない。フィッシュボーンの練習がしたいのに(無駄な凝り性)


おそろいの髪型でお店にいくと、おばちゃんに声をかけられたりすることも。
「あら、かわいいねー。お母さんにしてもらったの?」
悪気はないのだ。というか、むしろ普通だ。
しかし、素直な我が子たちは素直にうなずくことなく、なにやら目配せをしたあとに首をふり、「とーちゃんが……」と小さく答えた。
おばちゃんは家庭の事情とやらをあらぬ方向に大量に察したのか、引き攣った笑顔を浮かべて去っていった。


ああいうときはうなずいとけば良いとも教えられないしなあ。困ったものである。
いっそのことおとうさん検定試験とか開催して免許制にすれば良いのでは。
二種免許ならいいところまでいくんじゃないかなあ(共働き部門)