証拠隠滅

平日はバタバタしているため、子供のお手伝い価値が非常に高い。
さっさと自分の明日の用意を終わらせ、配膳の手伝いなどをしてくれると大変に助かる。
最近では娘2もずいぶんと戦力になるようになり、お茶碗を運ぶのなどは朝飯前である。いやいやだけれども。


しかし、腹ペコの人間にご飯を運ばせるというのは犬へのお預けに等しく、大変な苦行である。
また、聞くところによると成犬の知能は6歳児並らしい。
つまり、結論として4歳児の配膳行為には税金の徴収がしばしば見受けられるということだ。


「食べただろ」
「食べてない!(もぐもぐ)」
「だって口動いてる」
「食べてないっ!!(もぐもぐもぐ)」
それでも言い張るところがかわいらしい。
最終的に、
「ほら、もう口の中なにもなくなったし!」
と勝ち誇った様で宣言するのは更なり。
言い訳が斬新すぎる。自白といっしょじゃねえかよ。