拾ったものを

家人と娘1がミカン狩りに旅立っていった。
残された私と娘2はどんぐりでも拾おう、そうしよう、という話になった。
子供が居た家族がアパートから引っ越した関係で、路上のどんぐり残高がすごいことになっている。
おかげで娘2の興奮が冷めやらない。安くていいなあ。


で、どんどん拾おうとするのだけれど、小さい手では持てる数に限りがある。が、とーちゃんは信用ならない。
どうするのかなー、と観察してたら、悩んだあげくパーカーの懐にねじ込みだした。万引き犯か。
さりげなく人類の知恵の結晶たるポッケの存在を示唆したところ、保存先を変更してくれた。よかった、洗わなくても済んだ。というか、装備に気づけよ。


持って帰ってどうするわけでもないのに拾いたいのが面白いな。
人間は生まれながらにしてコレクターなのかもしれない。
ちなみに娘1は落ちてたミカンも拾おうとして止められたらしい。
なんでも拾ってくるもんなあ。最近はポッケを半分くらい縫い潰しておく必要性にかられるくらいだ。
うちの妹はダンゴムシをポッケいっぱいに詰めて帰ってきたことがあるらしいので遺伝なのかもしれない。


スモックにポッケが付いてるのは機能上の欠陥なんじゃなかろうか。