渋皮煮の変

義母より渋皮煮を授かる。大変大きくて美しい。ありがとうございます。


数はきっかり4つ。
最初は「いらん」と言っていた娘2分のを拝借できるかと悪巧みしていたが、せっかくなのでと少量与えたところ「もうちょとー」と言い出した。
アカン、これ私の分まで取られるやつや……。


先手必勝。やられるまえにやるの精神でむしゃむしゃやっていたところ、「なんかふわふわしてきた」と家人が言い出した。
そういえばお酒の香りが幾分強かった気もする。これは酔っぱらったんじゃないか?


気づけば娘たちの様子も怪しく、娘1はうつろな瞳で渋皮煮をちびちびと食べ続けているし、娘2は奇声を上げて弱った家人にぶつかっているではないか。
……あれ? いつも通りか?


電話で家人が確認したところ、あんまりお酒を飛ばしてなかった様子。
「食べさせたらいかんよ」ってきっかり4つだったじゃん!
まあ、大事はなかったので愉快な事象として忘れたいと思う(酩言)